はじめまして
減点パパと申します。
私は、不登校の子を持ったことのある、
アラフィフのおっさんです。
小学校4年生の2月、当時10歳の長男が不登校になりました。
それは、新築した家に入居して1週間ほどたったある日、
突然起こりました。
息子は、
登校時間になっても布団から出てこなかったのです。
その前日の朝は、
いつもと様子が違う息子を妻が車で学校に送っていきました。
後から考えると、思い当たることがあります。
入居する1か月ほど前に、
「お父さん、
新しい俺の部屋には鍵はあるの?」
と聞いてきたことがあったのです。
息子は、新しい家に入ったら、
自分の部屋に鍵をかけて、
閉じこもることを想定していたのでしょう。
妻が送っていった翌日。
その日は私が送っていこうと思って、
会社には遅刻する旨の届けは出してありました。
布団の中にいる息子に
「どうだあ~今日は行けるか?」
と深く考えずに声を掛けました。
のちに、あの日の自分の行動を振り返ると、
「何とか学校に行ってほしい。
というか、このまま不登校にならないでほしい」
という、
「親の都合でしか行動していなかったんだな」
と思います。
新たな生活が始まったばかりでしたので、
まさかこんな展開になるとは考えてもいませんでした。
不登校の子を持つのは初めてでしたが、
「これは時間をかける必要があるな」と思い、
何かあった時のために
息子の毎日の様子を書き止め始めました。
それは今も続いていて、ノート5冊ほどになります。
あれから、6年2か月。
16歳になった息子は、通信制の高校に入学して
表情や話す言葉もとても穏やかになりました。
いろいろなことがあったあのころを振り返って
ブログにしています。