不登校 人は、なぜに学校にいくのか?

不登校

どうも

減点パパと申します。

 

きょうは

 

「人は、

なぜに学校に行かなくてはならないのか」

 

お子様からその言葉をいわれたとき

どう対応すればよいのか

というお話をさせてください。

どうして、学校に行かなければならないの?

わが子は

小4の2月に不登校になりました。

 

わが子は、不登校になる前に母親に対して

 

「おかあさん、

どうして学校に行かなければならないの?」

 

そのように聞いてきたことがあるそうです。

 

「人は、

なぜに学校に行かなければならないのか?」

 

小学校4年生の子が

そこに

疑問を持ったわけです。

 

「人は、

なぜに学校に行かなければならないのか?」

 

これは

簡単にこたえを出せる質問ではありません。

 

「日本は、小学校6年、中学校3年の

義務教育制度があるからだよ」

 

そのように答えたとして

「あーそうか」

そう言って納得するような子なら

不登校になっていません。

あのとき、何が足りなかったか

不登校になった初期の段階で

わが子に対する私自身の対応として

 

「なにが足りなかったのか?」

 

不登校が解消された今でも

わたしはそれを考え続けています。

 

「なんで、学校に行くのかって

お母さんに聞いたんだって?」

 

「よし、オレといっしょに考えてみようよ」

 

「お父さんは、

それを疑問に思ったことはなかったけど・・・

たしかにそうだよな。いま、答えを出せない」

 

そのようにわが子に言って

一緒に考えることを続けていたならば

 

わが子の不登校の展開は

全く違っていたと思います。

 

不登校な状態が

長引くこともなかったと思いますし、

再発もしなかったと思います。

 

小学校4年生のわが子が抱いた

 

「人は、

なぜに学校に行かなければならないのか?」

 

その

哲学的な疑問にたいして

 

「わが子と一緒に考えること」

 

それが抜けていました。

「ほんとうに悲しいときは、涙がでないんだって」

不登校になって初期のころです。

息子とラーメンを食べに行きました。

 

ラーメンを食べ終わり、

車に戻ったときに

鼻水が出てきた私は、

ティッシュで鼻をかみました。

 

私:「鼻水ってなんで出るんだろう?」

息子:「異物を出すためじゃないの?くしゃみと同じで」

私:「そうだよな、鼻水にも意味があるんだよな」

「じゃあ、涙って何のために出るんだ?」

 

他の意味はなく、

たまたま出た言葉でした。

 

息子:「涙って、ほんとうに悲しいときにはでないんだってさ」

 

息子がそのように言った日のことを

ハッキリ覚えています。

 

息子は

 

「人は、

なぜに学校に行かなければならないのか?」

 

小学校4年生の時に抱いた疑問について

いっしょに考えてくれようとしなかったわたしに

 

涙が出ないほどの

本当の悲しさを感じていたのだと思います。

 

「人は、

なぜに学校に行かなければならないのか?」

 

もし、お子さんにそう聞かれたばあい、

それはお子さんからの

「アラームだ」

そう捉えてください。

 

決して、軽く考えないでください。

 

「そうだよな、一緒に考えてみよう」

「たぶん、すぐに出る答えではないから、

いっしょに考えていこうな」

 

そう言って、

 

ともに考える、考え続ける

 

そういう姿勢をとることが

お子様に安心感を与えるという意味で

とても重要なことだと思います。

 

その場で即答できなくていいんです。

即答しなくていいんんです。

 

これから、いっしょに考えていこうな!

 

そこが重要なんです。

 

「どうして学校に行かなければならないの?」

 

お子さんにそのように聞かれた

白髪あたまの

減点パパさんへ。

 

「そうだよな、一緒に考えてみよう」

「たぶん、すぐに出る答えではないから、

いっしょに考えていこうな」

 

息子さんに、そう声をかけて

どうか、息子さんを安心させてあげてください。


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