不登校への受け止め方を教えてくれた「自分の木の下で」という本

不登校

どうも

減点パパと申します。

 

きょうは

自分の木の下で

 

という本のことについて

お話しさせてください。

 

わが子が不登校になった時

この本に出会いました。

 

この本を

読んだ後に

 

私の中に

よりどころ

が出来たんです。

 

わが子が

不登校になったことを

 

どう、

受け止めるべきか

 

ということについて

悩んでいた時期でしたので

 

参考になるものが

何かないかと

探していました。

 

 そんなときに

出会ったのが

 

大江健三郎さんが書いた

「自分の木の下で」

という本です。

 

本のおびには

 

なぜ子どもは

学校に行かなければならないのか

 

と書かれてあり、

それが私の目に留まりました。

本の内容はこんな感じです

ネタバレになりますが

 

大江さんが

10歳の時

太平洋戦争が終わりました。

 

戦争が終わると

通っていた学校の先生たちは

 

それまでと

まったく違うことを言い始めます。

 

「天皇は神だ」

 

と言って、

その写真に礼拝させ、

 

アメリカ人は人間でない、

鬼か、獣だ、

 

と言っていた先生たちは

 

ごく自然のことのように、

 

天皇は人間だ、

アメリカ人は友達だと

 

正反対のことを

教えるようになりました。

 

これまでの考え方、

教え方は間違いだった、

 

そのことを反省する、

と私たちに言わないで、

 

とも書いていますので

 

戦争中とは

正反対のことを言い出した

先生たちに対して

 

大江さんが

 

大きな

不信感を持っておられたことが

うかがえます。

学校に行かなくなった、大江少年

戦争が終わった1ヶ月後には

大江さんは

学校に行かなくなったそうです。

 

学校へは向かうのですが、

裏門を通り抜けて森へ入り、

夕方までひとりで過ごし、

 

持参した植物図鑑で

森の樹木の

 

正確な名前と性質を

一本ずつ確かめ、

 

覚えたそうです。

 

大江さんの実家は

森の管理をする仕事だったので、

 

図鑑で樹木の

名前と性質を勉強すれば

大人になっても生活できるので、

 

もう学校には行かないつもり

だったそうです。

 

強い雨が降った日にも

いつものように森に入り、

図鑑を見て過ごしていましたが

 

道が土砂崩れして

家に帰れなくなりました。

 

翌々日

森で発見された大江さんは

 

高熱を出し

生死をさまよいます。

 

医者は

手の施しようがないと言って

立ち去ります。

 

お母さん、

僕は死ぬのだろうか?

 

布団に横たわりながら

尋ねるわが子に対して

 

もしあなたが死んでも、

私がもう一度

生んであげるから大丈夫。

 

お母さんは

とても不思議なことを言います。

 

なんだかよくわからない

そう思った

大江少年でしたが

 

その言葉を聞いた後に

自然に眠りにつき

 

幸いに

回復したそうです。

 

もしあなたが死んでも、

私がもう一度

生んであげるから大丈夫。

 

???ですよね。

 

死んだら

終わりですし、

 

新しく生まれた子は

死んだ子とは

べつな子です。

 

読み返しても

 

その意味が

よくわからなかった

私ですが、

 

別なことに

気付きました。

 

「このお母さん

すごいな」

 

死にそうなわが子を

目の前にして

 

もしあなたが死んでも、

私がもう一度

生んであげるから大丈夫。

 

その言葉を

言えるなんて。

 

もしも、私が母親で

同じ場面だったら

 

浮かんですら

来ない言葉だな

 

そう思いました。

学校に通い始めた大江少年

回復した

大江少年は

 

あれだけ

行くことに

疑問を感じていた学校に

 

通い始めます。

 

高熱を出して

死にかけた自分は

 

あの日

生まれ変わったのだ

と考えるようになったのです。

 

森の木の下で

図鑑だけを見ていた時とは違います。

 

これまでは

見ようともしていなかった

 

図鑑以外の世界を

 

積極的に

見てみよう

体験してみよう

 

そんな気持ちに

変わったのです。

 

学校に行く意義を

見つけたのです。

 

算数や

理科だったり

体育までもが

 

人とつながるための

ことばである

 

自分を理解して、

 

他の人とつながる

「ことば」を学ぶために

子供は学校に行くのだ

 

大江さんは

そのように捉えて

登校をはじめたのだそうです。

ある時間、待ってみてください

この本を読んで

一番印象に残っているのは

 

人生の

大きな問題に

直面したとき、

 

ある時間、

待ってみてください。

 

という

部分です。

 

その問題を

おおきなカッコに

ひとまず入れておいて

 

棚上げに

してみてください。

 

とも

書かれています。

 

いますぐに

結論を出さそうとせずに

 

ひとまず

カッコにいれておいて

 

考え続ける

 

棚上げにしておいたあとに

 

自然にその問題が

解けているときもある

 

解けていなかったら

 

また

その問題に

正面から

向かっていけばよい

 

大江さんは

そのように

教えています。

 

わが子は

小4で

不登校になりました。

 

当時

10才の子供が

 

「学校に行かない」

 

それを

選択することは

 

とても、

勇気のひつような

決断であった

と思います。

 

息子が

不登校になった日は

 

人生の大きな問題を

おおきなカッコでくくった日

 

であったともいえます。

 

そして私が

「自分の木の下で」

という本と出会えたことで

 

息子のとった行動を

 

おおきなカッコで

くくったのだ

 

捉えることが出来ましたし、

 

結論を急がなくて良い

ある時間、

待ってみよう

 

そのように

思わせてくれました。


まとめ

なぜ子供は

学校に行かなくてはならないか

 

本の帯(おび)に

目を取られて

読み始めた

 

大江健三郎さんの

「自分の木の下で」

という本を紹介しました。

 

ある時間、

待ってみてください。

 

この部分が

わが子が不登校になった時

 

私が

一番、こころを

うごかされたところです。

 

学校に

行かせなくてはならないのか

 

その問いにたいし

 

考え方のよりどころを

もたらして

くれました。

 

息子が

登校しなくなったのは

 

わが子は、

「自分のなかに

発生した問題」を

 

おおきなカッコでくくったのだろう

 

一旦、

棚上げにしたのだろう

 

そのように受け止めることにしました。

 

中2で

登校するようになったわが子が

 

中3のとき

再度、

不登校になりました。

 

中2で

おおきなカッコを

外してみたけど

 

もう一度

中3で

カッコでくくったのかもしれません。

 

カッコでくくったまま、

引きこもり

 

8か月間、

そのままでした。

 

いまは

カッコを外して

 

高校生活を

楽しんでいるように見えます。

 

カッコでくくった

時間が長かった分、

 

今後がたのしみな

わが子です。

 

不登校に関する

書籍は

沢山あります。

 

ノーベル賞を受賞した方が

 

自分のこどものころを

思い返して

書いたこの本は

 

やさしさが

感じられる本です。

 

私も

不登校に関する本を

いろいろ読みましたが

 

この本は

おもむき、面白み

が全く違います。

 

みなさんに

是非とも

読んで欲しい、

お勧めの本です。




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