不登校や引きこもりに対するペットの効果

不登校

どうも

減点パパと申します。

 

今日は

 

不登校や

引きこもりに対する、

 

ペットの効果について

お話させて下さい。

 

わが子は

中3の冬

 

進路希望を提出することなく

 

自分の部屋に

引きこもりました。

 

親と

顔をあわせることを避け、

 

親が

寝たあとに

活動していました。

 

そんな状態が

約8か月間続いたころ

 

わが家では

ネコ2匹を

飼い始めました。

 

妻は

ネコが好きで

 

以前から

ネコを飼いたい

と言っていました。

 

私は

動物と暮らした経験がなかったので

 

正直

あまり乗り気ではありませんでした。

 

ある日

新聞に

保護ネコが掲載され

 

それを見た妻が

 

保健所で

保護されていた

 

姉妹の子ネコちゃんを

引き取って

飼い始めたのです。

 

ネコちゃん2匹が

わが家にきて数日後、

 

休みの日だったのですが、

家族で外出する必要があり

 

息子に

手紙を置いて

 

部屋の外から

声をかけて

 

ネコちゃんのお世話を頼んで

出かけたんです。

 

帰ってくると

息子が書いた

メモがおいてありました。

 

「ネコちゃんの

ごはんのお皿は、

 

床に直接置かずに

ティッシュの箱の上に置いて

食べさせると

 

ちょうどよい

高さだった」

 

という内容でした。

 

その日まで

親と距離をとっていた息子が

 

ネコちゃんを

飼い始めたことをきっかけに

 

こころを開いてくれるようになったのです。

 

えっ!

ネコを飼い始めただけで

こんなに激変するものなの??

 

正直、

わたしは

ビックリしました。

 

その日からの

ネコちゃんが

わが家に来たことによる

 

効果について

書いていきたいと思います。

 

会話をするきっかけになった

中3の12月から

自分の部屋に引きこもった息子は

 

春先になって

すこし物音が

聞こえるようになりました。

 

それまでは

ほとんど

 

物音を立てずに

生活していました。

 

もしかしたら

変化の兆しなのかな?

 

部屋から物音が聞こえるようになって

期待していたのですが

 

春以降も

変化は見られず、

部屋に引きこもったままでした。

 

春先に

物音を出し始めたのは

 

息子からの

サインであったように思います。

 

「俺をここから

引き出してくれよ」

 

というような

意味合いだと思います。

 

「時間の問題だな

もう少し様子を見よう」

 

というスタンスを

取っていましたので

 

特に

こちらから関わろう、

 

声をかけようとは

しませんでした。

 

それから約3か月後、

 

子ネコ2匹が

わが家に来たことは

 

息子にとって

とてもよいきっかけ

だったのだと思います。

 

部屋から出てきて

私たちに顔をみせる

 

ごく自然な

きっかけになったのだと

思っています。

 

ネコのお世話を頼んだことをきっかけに

息子が話をしてくるようになりましたし、

 

こちらからも

話せるようになりました。

 

引きこもっていた息子は

なにかのきっかけを

探していたのだと思います。

 

自分から

話し出すのは

ハードルが高いでしょうし、

 

ネコの話を振ったことで

以前と同じように

会話が出来、

 

コミュニケーションが

取れるようになりました。

仕草や振る舞いを見ることでの癒やし効果(鳴き声、じゃれてくる)

ネコと一緒に

暮らすようになって

 

あきらかに

癒しの効果があります。

 

アマゾンから送られてきた荷物の

空箱(段ボール)を

その辺に置いておくと

 

ネコちゃんが

そのなかに入って

 

チョコンと

座っています。

 

仕事から帰ってくると

スリスリと体をくっつけてきます。

 

鳴き声だったり、

じゃれてくるといった

しぐさにより

 

大きな癒し

が得られます。

 

言葉で

励まされるよりも

 

ひきこもっていた時からの

リハビリともいえる過程においては

 

大きな癒しが

本人を力づける効果

になると思います

「自分を必要とする存在がいる」と思えた効果

ごはんや

トイレのお世話

 

一緒に遊んであげることで

ネコちゃんに好かれます。

 

息子が

ネコちゃんの

ご飯を準備しようとして

 

キャットフードの置き場に

歩いていくと

 

ネコちゃんたちが

息子の足にまとわりつきながら

 

トコトコと

いっしょに歩いて行きます。

 

やはり

ごはんをくれる人には

一番、なつくようで

 

私が歩いても

足にまとわりつくようなことは

ありません。

 

いつも、ご飯をくれる

妻か

息子にしか見せない行動です。

 

ネコちゃんに

好かれて

 

嫌な気持ちになる人は

 

いないんじゃないでしょうか。

 

お世話をすることで

ネコちゃんに好かれる

 

自分を必要とする存在がいる

 

ネコを飼い始めた事で

そのように

実感することができたことが

 

息子にとって

とても良かったことだと思います。


まとめ

わが家で

ネコちゃんを飼い始めたのは

 

「息子の引きこもり解消策」

という理由ではありません。

 

偶然に

保護ネコと出逢い

 

わが家に招いただけです。

 

結果的には

ネコちゃんの

お世話を頼んだことをきっかけに

 

息子との会話が復活し、

以前と同じように

 

コミュニケーションが

取れるようになりました。

 

「引きこもりが

解消された」

 

不登校の延長線上で

引きこもり、

 

ずっと頭の中に引っかかっていた

ことが

解消されました。

 

解消されたことが

あまりにも大きすぎて

 

ネコちゃんたちが

わが家に来たことに

わが家に招いたことに

 

運命的なものを感じます。

 

ネコちゃんたちのお世話をすることで

わが子の自己肯定感を

高めることが出来ました。

 

自分を必要とする存在がいる

 

これを

 

自然な形で

意識させることが出来た

 

ことで

息子は次第に元気になりました。

 

それからも

時間はかかったものの、

 

「やりたいことが見つかった」

 

そういって

今年の春

 

通信制の高校へ

歩みだしました。

 

夫婦で通っていた

カウンセリングで

 

「ネコちゃんを飼ったら

部屋から出てくるようになった」

 

とカウンセラーに伝えると

 

「犬を飼ったら、引きこもりが解消した」

という話は聞いたことがある。

 

とおっしゃっていました。

 

なので、

こういう効果は

ネコに限った話ではないようです。

 

ネコを飼い始めた事で

家族全体でのなごみ効果がありました。

 

家のなかが明るくなり、

笑い声がでるようになりました。

 

息子が

引きこもっていた時期、

 

家族が寝た後

部屋から出てきて

 

ネコちゃんたちを

撫でていたのかもしれません。

 

ネコは夜中でも

寝ないで遊んでいるときがありますし、

 

そう言う意味では

都合が良かったのかもしれません。

 

今回は、

息子を救ってくれた

ネコのお話でした。

 

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